Kanoguti-@rt-Pascal

2025/10/29

Lua言語の3Dゲームフレームワークの「LÖVR」を、フルスクリーンモードで起動した際に一部の環境でフリーズしてしまう件を無理やり解決する方法

Lua言語を用いて3Dゲーム等を作成できる「LÖVR」というフレームワークがあるのですが、現在僕が使用しているパソコン(AMD製のCPUが搭載されているもの)(OSはWindows 11)ではフルスクリーンモードで起動すると、アプリケーションがフリーズしてしまう問題が発生します。例えば、以下のスクリプトを作成します。

--「conf.lua」の内容--

function lovr.conf(t)
    t.window.width=0
    t.window.height=0
    t.window.fullscreen=true
end

--「main.lua」の内容(実行後はAltキーとF4キーを押して終了させてください)--

function lovr.load()
end
function lovr.draw(pass)
end

そしてlovr.exeで実行すると、一部のパソコンでは真っ黒なフルスクリーン画面が表示された後フリーズし、以下の画像のような表示が出ます。おそらく手元のパソコンにAMD製のCPU(またはGPU)が搭載されていることと、Vulkanとパソコンの相性が関係しているのかもしれません。

今回は、この問題を無理やり発生させないようにしてみます。尚、今回使用する「LÖVR」のバージョンは、0.18.0です。

--「conf.lua」の内容--

function lovr.conf(t)
    t.window=nil
end

--「main.lua」の内容(実行後はAltキーとF4キーを押して終了させてください)--

function makeFullscreenWindow(settings)
    settings=settings or {}
    settings.width=0
    settings.height=0

    if(lovr.system.isWindowOpen()==false) then
        if(lovr.system.getOS()=="Windows") then
            settings.fullscreen=false

            local ffi_user32=require("ffi")
            ffi_user32.cdef[[
                typedef void* HWND;
                typedef struct {
                    long left;
                    long top;
                    long right;
                    long bottom;
                } RECT;
                long SetWindowLongPtrW(HWND hWnd,int nIndex,long dwNewLong);
                bool ShowWindow(HWND hWnd,int nCmdShow);
                bool SetWindowPos(HWND hWnd,HWND hWndInsertAfter,int X,int Y,int cx,int cy,unsigned int uFlags);
            ]]
            local user32=ffi_user32.load("User32")
            local win32_const={}
            win32_const.GWL_STYLE=-16
            win32_const.GWL_EXSTYLE=-20
            win32_const.WS_POPUP=0x80000000
            win32_const.WS_EX_DLGMODALFRAME=0x00000001
            win32_const.SW_MAXIMIZE=3
            win32_const.SW_NORMAL=1
            win32_const.SWP_NOSIZE=0x0001
            win32_const.SWP_NOACTIVATE=0x0010

            local ffi_glfw=require("ffi")
            ffi_glfw.cdef[[
                typedef struct GLFWwindow GLFWwindow;
                typedef struct GLFWmonitor GLFWmonitor;
                typedef void* HWND;
                GLFWwindow* os_get_glfw_window(void);
                HWND glfwGetWin32Window(GLFWwindow *window);
            ]]
            local glfw=ffi_glfw.load("glfw3")

            lovr.system.openWindow(settings)
            local window=ffi_glfw.C.os_get_glfw_window()
            local hwnd=glfw.glfwGetWin32Window(window)

            user32.SetWindowLongPtrW(hwnd,win32_const.GWL_STYLE,win32_const.WS_POPUP)
            --ナイトリービルド等の最新の「LÖVR」を使用する際は以下を非コメント化してください。
            --user32.SetWindowLongPtrW(hwnd,win32_const.GWL_EXSTYLE,win32_const.WS_EX_DLGMODALFRAME)
            user32.SetWindowPos(hwnd,ffi_user32.new("void *"),0,0,0,0,win32_const.SWP_NOSIZE+win32_const.SWP_NOACTIVATE)
            user32.ShowWindow(hwnd,win32_const.SW_MAXIMIZE)
            user32.ShowWindow(hwnd,win32_const.SW_NORMAL)
        else
            settings.fullscreen=true

            lovr.system.openWindow(settings)
        end
    end
end

function lovr.load()
    makeFullscreenWindow()
end

function lovr.draw(pass)
end

「SeaMonkey」に付属の「Composer」で日本語などを入力してHTMLファイルに保存した際に自動挿入される半角スペースをできる限り自動挿入させないようにする方法

(この記事はKanogutiがTumblrにて公開した記事の再掲です。)

「SeaMonkey」というソフトウェアに付属の「Composer」というWYSIWYGなHTMLエディタにて、以下の画像のように、長文で日本語等を入力してみます。

その後に、HTMLファイルとして保存すると、おそらく以下のように半角スペースが一部自動挿入されてしまいます。

この記事は、この問題をできる限り改善させるための備忘録です。尚、この手段は自己責任で行ってください。撮影したスクリーンショット内では、ファイルの拡張子を表示した状態で撮影しております。使用した「SeaMonkey」のバージョンは以下の通りです。

1.「omni.ja」ファイルを探す。

まず、「SeaMonkey」のインストール先のフォルダにある「omni.ja」ファイルを見つけます。

この「omni.ja」ファイル内をいじります。念のため元の「omni.ja」ファイルをコピーしてバックアップを取っておくと良いでしょう。

2.「omni.ja」ファイルの中身を抽出する。

「omni.ja」ファイルの中身はzipファイルのようになっています。「omni.ja」ファイルの拡張子の「ja」の部分を「zip」に無理やり書きかえ、ファイル名を「omni.zip」にします。その後、デスクトップ等に新しくフォルダを作成し、そのフォルダ内に「omni.zip」ファイルの中身を解凍します。するとフォルダ内は以下のような画像のようになっています。

3.「ComposerCommands.js」ファイルを編集する。

作成したフォルダ内から「chrome」フォルダを開き、「comm」フォルダを開き、「content」フォルダを開き、「editor」フォルダを開き、「ComposerCommands.js」ファイルを見つけます。

このファイルを「メモ帳」等で開いてください。開いたら、「メモ帳」等のアプリケーションにある「検索」機能を使って、以下の文字列で検索します。

function GetWrapColumn()

そして、以下の画像の青い部分を削除します。

その後、削除した部分に大きい数字を入力します。この記事では「2147483647」を入力しました。

入力したら、「ComposerCommands.js」ファイルを上書き保存してください。

4.「omni.ja」ファイルを再作成する。

先ほど「2」で作成したフォルダに移動し、そのフォルダ内にある全てのフォルダとファイルを選択し、「omni.zip」ファイルとしてZIPファイルに圧縮してください。ここでの注意点は、先ほどの「2」で作成した１つのフォルダそのものをZIPファイルにするのではなく、フォルダの中身を全て選択しZIPファイルに圧縮してください。

その後、作成した「omni.zip」ファイルを「omni.ja」ファイルとして拡張子を書き換え、「SeaMonkey」のインストール先のフォルダに移動させます。これで作業は完了です。

再び、「SeaMonkey」に付属の「Composer」を起動させ、日本語の長文を入力してみます。

そして、HTMLファイルとして保存すると半角スペースが挿入されていないことが確認できます。

2016/01/01

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます、Kanogutiです。今年もKanogutiをよろしくお願いします！

本日、新作ゲーム「Heartbreak Land」を無事公開できました！わーい。変なゲームですが、よろしければプレイしてみてくださいです。僕のウェブサイトの方からダウンロードできます。プレイヤーの方にはこのゲームの物語を考察していただくため、できる限りゲームの説明文などは排除して制作しました。…とは言っても、無事に最後までプレイできたらゲームの物語がおそらくわかるような作りにはしたつもりです…！

…ということで、短いですが今回の記事はこれにて以上です。ではでは…！

2015/12/29

Windows Live Writerを以前使ってこのブログに記事をアップロードしておりましたが、久々に起動してみるとなんだかログインできなくなっていたので、「Open Live Writer」を導入してみました。今のところ日本語版がないので英語版を使っておりますが、なかなか使った感じも「Windows Live Writer」と変わらない感じ（開発者が同じだと思われるので当然ですね）なので、Windows上でこのブログに記事をアップロードする際はこのツールを使ってみようと思います。

もうすぐ2016年なのに実はただいまちょっといろいろと不安気味です。どうしようどうしようと考えていると余計に不安になってしまうのですが、どうすればいいのかわからずさらに余計に…という感じにどんどん気が沈んでゆきます。困っておりますが、なんとかこの状態から脱出したいです。おそらくこうして文章を入力できている時点では直りかけているとは思いますが…もうわけがわかりませんね。

あと３日後には2016年になっているというのにこのようなブログ記事になってしまい申し訳ございません。おそらくまだ今年中にこのブログを更新することがあると思いますが、念のため更新を忘れたときのために書いておきます。

良いお年を！

2015/12/28

お久しぶりです

こんばんは、Kanogutiです。こちらでは大変お久しぶりです…！

もうすぐ2016年ですね…時が経つのは早いですね。こちらのブログですが、完全に存在を忘れておりました…！申し訳ございません。今後もいつこのブログが更新されるか、僕自身もわかりません（？）…すみません。

2016年元旦、例の新作短編ゲーム、「Heartbreak Land」を公開予定です…！お楽しみに…！

2015/07/22

アニメーション作りました

こんばんは、Kanogutiです。暑いですね。

ということで、Flashでアニメーションをつくってみました。タイトルは「記憶の中の辺獄」です。

ちなみに制作期間は２日です…！とにかくFlashで何か作りたい気分だったので衝動的に完成（？）させました…w。一応ニコニコ動画にもアップロードしたので、よろしければこちらでもどうぞです。

2015/07/02

Prororororororor

こんばんは、そしてこちらではお久しぶりです。Kanogutiです。

現在「Lua言語でゲームを作れるソフト」をHSPで作ってみよう…というある意味謎の試みを行っております。ソフト名は「MultiMediaStation」です。…似たような名前のゲーム作成ソフトがあった覚えがありますが、全く無関係ですよ…！コードエディタも付く予定です。とりあえずFooty2というテキストエディタのプログラムを用いることでエディタの色分けに対応してみました。

ちなみにゲームエンジンにはDXライブラリを使わさせて頂いております。

とりあえず今は実験的な段階なので、無事完成するかはわかりません…。完成させたいなぁ…。